5年2組・奈々のトイレトレーニング
第十五話
二人とも、湯船に使ったまま、何とはなしにお互いの肌を触りあう。そんな行為が何だか嬉しい。
そして、最初に話しかけたのは、奈々からだった。
「どうして、先生、おもらしが直ったの?」
第十五話
二人とも、湯船に使ったまま、何とはなしにお互いの肌を触りあう。そんな行為が何だか嬉しい。
そして、最初に話しかけたのは、奈々からだった。
「どうして、先生、おもらしが直ったの?」
いつか尋ねられるとは思っていたが、いきなり単刀直入に言われると戸惑ってしまう。でも、ごまかしたり、嘘をついたりする気はない。それは奈々との約束だから。
「それは、好きな人ができたからよ…」
奈々は、思いもしなかった答えにドキッとして、次の言葉に詰まってしまう。でも、年頃の少女ならではの好奇心は膨らむばかりだった。だって、みんなが読んでいる少女マンガも、友達との会話も、結局は、すべて恋の話ばかりなのだ。
今までは、それらの話に奈々自身、ピンと来ていなかったのだが、今となっては興味津々、ドキドキするばかりだ。
「どんな人…、だったの?」
奈々は、恐る恐る尋ねてみた。でも、どうしても聞きたかったのだ。
いつのまにか、奈々の口調は、祐子に対して敬語ではなくなっている。
「もう、奈々ちゃんもおませね」
そういって、祐子は奈々のおでこを指でちょこんと軽く弾く。
「いった〜い」
奈々は、自分の真剣な質問をはぐらかされた不満もあって、ちょっと膨れっ面になる。
しかし、祐子はそんな彼女にお構いなしに、湯船から立ち上がった。
「その話は後でゆっくり教えてあげるわ。このまま話してたら、のぼせちゃいそうだし、洗いっこしましょうよ」
祐子は、お湯の中で膝を抱え縮こまっている奈々の手を取った。
※
「いい? タオルは使わないの。お互いの手で洗うのよ」
二人は裸のまま向かい合っていた。
自分のカラダを祐子先生に見られていると思うと、奈々は恥ずかしくてしようがない。
いつのまにか、先生に他の人とは違う特別な感情を抱いている自分に、彼女はやっと気づいていた。
こんなシチュエーションになって、やっと気づく辺りが、彼女が甘やかされて育った箱入り娘たる所以でもあるのだが…。
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「それは、好きな人ができたからよ…」
奈々は、思いもしなかった答えにドキッとして、次の言葉に詰まってしまう。でも、年頃の少女ならではの好奇心は膨らむばかりだった。だって、みんなが読んでいる少女マンガも、友達との会話も、結局は、すべて恋の話ばかりなのだ。
今までは、それらの話に奈々自身、ピンと来ていなかったのだが、今となっては興味津々、ドキドキするばかりだ。
「どんな人…、だったの?」
奈々は、恐る恐る尋ねてみた。でも、どうしても聞きたかったのだ。
いつのまにか、奈々の口調は、祐子に対して敬語ではなくなっている。
「もう、奈々ちゃんもおませね」
そういって、祐子は奈々のおでこを指でちょこんと軽く弾く。
「いった〜い」
奈々は、自分の真剣な質問をはぐらかされた不満もあって、ちょっと膨れっ面になる。
しかし、祐子はそんな彼女にお構いなしに、湯船から立ち上がった。
「その話は後でゆっくり教えてあげるわ。このまま話してたら、のぼせちゃいそうだし、洗いっこしましょうよ」
祐子は、お湯の中で膝を抱え縮こまっている奈々の手を取った。
※
「いい? タオルは使わないの。お互いの手で洗うのよ」
二人は裸のまま向かい合っていた。
自分のカラダを祐子先生に見られていると思うと、奈々は恥ずかしくてしようがない。
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